株式会社 髙𠮷運送

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チャレンジをし続け、
進化をしていく会社に。

髙吉運送は、ピアノ専門の運送会社として1988年に誕生しました。現在は、ピアノの運送会社として培ってきた重量物の運送技術を生かして、ピアノだけではなく、精密機器などの運送も手掛けています。

より良いサービスを提供出来るように、挑戦を続け、常に次のステージを目指しています。

ピアノ以外の運送もお任せください。

髙吉運送のトラックには、「PIANOLINE」の文字が入っています。兵庫・大阪エリアでは頻繁に走っているので、見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。会社の名前を知らなくても、「ピアノを運ぶ会社なのかな」と想像出来る「PIANOLINE」と記されたトラックは、走るだけで髙吉運送の宣伝をしてくれます。

髙吉運送は、元はピアノ専門の運送会社でした。5つの楽器店と連携し、ピアノの納品や引越しの際の運送だけでなく、買取や関連事業も展開していました。精密なピアノを出来る限り揺らさず、傷付けずに運ぶ運送技術を高く評価して頂き、事業の拡大をする事ができました。

2004年には社長を継ぎ、これまでに培ってきたピアノ運送技術を軸に、ピアノ以外の運送業も展開しました。精密機器や超重量物の運送にも対応し、コロナ禍では、あるメーカーのワクチン保管用フリーザーの西日本における配送を担当させて頂きました。
お客様から寄せられた困りごとに応えようと何でも挑戦するうちに、『髙吉運送はこんなものも運べるんだ』と口コミで評判が広がっていき、事業を拡大してきました。大阪に営業所をつくったのも、大阪府内の依頼が増えて効率を上げたいと考えたからです。お客様の要望に応えたいとチャレンジを続けた結果、髙吉運送は大きく成長する事ができました。

社員の意見を積極的に取り入れ、きめ細かいサービスを実施。

私たちが常に新しい挑戦を続けられるのは、役員と現場リーダーで毎月開催しているミーティングがあるからです。業務の改善点がざっくばらんに議論し、出されたアイデアは積極的に採用しています。
たとえば、ピアノの椅子の足裏を傷防止のためにフェルトでカバーしたり、ピアノ納品のために顧客宅にお邪魔するときは、汗をかいた靴下の上から清潔なヘルパーシューズを履く、といったものです。こうした顧客目線の細かいサービスも、お客様から支持して頂ける要因になっていると考えています。

荷物を傷つけず指定の場所に運ぶのは当たり前。『運送業からサービス業へ』という標語を掲げているとおり、設置するまでのちょっとした気遣い、心配りが他社との差を生み出せます。
他にも、配送スタッフ全員にタブレット端末を持たせ、トラックの稼働状況をリアルタイムで確認出来るアプリを導入し、作業が早く終わったら遅れている現場にヘルプに向かうなど、現場での連携を取りやすくする事で、作業効率を上げたりしています。 このような細かなアイデアは、現場から出てくる事が多く、新しい気付きを得られます。高吉運送の成長を支えているのは社員であり、私は社員が活躍出来る環境を整備することも仕事の一つだと考えています。

例えば高齢になると、200kg以上あるピアノを運ぶは難しくなりますが、クレーンなど機械を使って設置する重量物なら年齢を問いません。高齢になったからと仕事を与えないのではなく、そうした「超重量物チーム」を組織し、年配社員の活躍の場を維持する事により、安心して働き続ける事が出来る職場にしています。

こういった取り組みを評価して頂き、2021年には経済産業省が認定する「健康経営優良法人」(従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、健康の保持・増進につながる取り組みを戦略的に実践する企業)にも選ばれました。

同業者と連携し全国からの依頼に対応出来るように。

現在、私は髙吉運送を100年続く会社にするために、社員の意識改革にも取り組んでいます。具体的には、社員ひとりひとりが経営者目線を持って考え行動することを促しています。
こうした取り組みによって、現場リーダーが後輩育成のためのスケジュールを自ら提案するなど、目に見える成長を実感出来るようになりました。

また、自社だけでなく運送業界全体の発展を考え、全国の中小運送会社に呼びかけて「物流ネット104事業協同組合」を設立しました。100社以上の仲間を集めることを目標に、北海道から九州まで全国の同業者との連携を強化しています。
その結果、全国からどのような依頼が来ても、自信を持って受けられる体制を構築することができました。

よく“会社の寿命は30年”と言われますが、その一番の理由は、創業者が構築したビジネスモデルを続けるだけで進化させていないからです。私が引退しても“髙吉運送に頼みたい”と思ってもらうためには、常に挑戦する姿勢が欠かせません。社員ひとりひとりが挑戦する姿勢を持てるような組織風土を構築することが私の役割です。

株式会社髙吉運送 代表取締役社長 髙吉智也